
HONZOU CHRONICLE / EPISODE 04
第4話「三つの分類」
蓮の机に、一枚のメモが増えていた。
365
神農本草経は、365種の薬物を記した本草書として知られている。そして、それらは大きく三つのグループに分けられていた。
上品
長く受け継がれてきた分類のひとつ。物語では、蓮が「薬をどう評価するのか」という問いを考えるきっかけになる。
長く受け継がれてきた分類のひとつ。物語では、蓮が「薬をどう評価するのか」という問いを考えるきっかけになる。
中品
薬物の性質や使われ方を考えるうえで、古い本草の分類体系を知る手がかりになる。
薬物の性質や使われ方を考えるうえで、古い本草の分類体系を知る手がかりになる。
下品
古典の分類では、性質や注意点を含めて位置づけられている。
古典の分類では、性質や注意点を含めて位置づけられている。
ただし、現代の薬の「安全・危険」をそのまま古典の分類に置き換えることはできない。
蓮のメモ
「昔の分類は、昔の人が薬物をどう理解していたかを見るための地図なんだ。」
「昔の分類は、昔の人が薬物をどう理解していたかを見るための地図なんだ。」
リリィも西の文献を読みながら、植物を分類することが、人間の知識を整理する方法そのものだったことに気づき始める。
「分類する」ことは、「知る」ことだった。
次に蓮が目を向けたのは、365種の中にどんな植物が登場するのかだった。
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※登場人物と会話は創作です。古典の分類については、現代の医学的評価とは区別して紹介します。

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