薬草図鑑|マリーゴールド(トウキンセンカ)

🌼 マリーゴールドの正体を、写真で見る薬草図鑑

ここで紹介する「マリーゴールド」は、薬用植物として知られる トウキンセンカ(Calendula officinalis L.)、いわゆるポット・マリーゴールドです。園芸で「マリーゴールド」と呼ばれる別属の植物(Tagetes類)とは区別して見ていきます。

🌼 まず、実物の花

トウキンセンカ Calendula officinalis の花

写真:Calendula officinalis/Wikimedia Commons。CC BY-SA。

🌿 植物全体はこんな姿

トウキンセンカの花と植物

黄色~オレンジ色の頭花が特徴。葉は互生し、植物体にはやわらかな毛があります。

🔬 基本データ

和名 トウキンセンカ(キンセンカ)
学名 Calendula officinalis L.
科 キク科(Asteraceae)
英名 pot marigold
利用部位 花

🌸 どこを使うの?

主に花(頭花)です。薬用植物としては「Calendulae flos(カレンデュラの花)」として扱われることがあります。

🧺 乾燥すると、こうなる

乾燥したカレンデュラの花

生の鮮やかな花とは違い、乾燥品では花びらや花の部分が縮み、黄色~橙色の乾燥花として見えるようになります。「植物としての姿」と「実際に利用する乾燥品」の違いを写真で確認できるのが、この図鑑のポイントです。

🧪 主な成分

報告されている成分には、サポニン類(calendulaglycoside類)のほか、カロテノイド、テルペノイドなどがあります。

📖 どんな植物として知られている?

カレンデュラは古くからハーブとして利用されてきた植物です。伝統的な利用と、現代の研究で確認されていることは同じではありませんので、ここでは「伝統的に利用されてきた植物」という位置づけで紹介します。

⚠️ マリーゴールドには注意

日本で「マリーゴールド」と呼ばれる植物には、Calendula属とTagetes属などがあり、同じものではありません。薬草として調べるときは、名前だけでなく学名を確認するのが安全です。

🌿 この図鑑の見方

  • ① 花の実物を見る
  • ② 植物全体を見る
  • ③ 使う部分を知る
  • ④ 乾燥品の姿を見る
  • ⑤ 学名・科・成分を確認する

※このページは植物・生薬を知るための資料です。疾病の治療効果を保証するものではありません。医薬品として使用する場合は、製品の用法・用量、添付文書等を確認してください。

📚 参考資料・画像

Wikimedia Commons|Calendula officinalis

熊本大学薬学部 薬用植物園などの植物資料を参考に整理しています。

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